★☆バリアフリーな駅☆★

〜JR長岡京駅〜

京都府長岡京市にあるJR長岡京駅。その東口に平成14年3月、エレベーターが設置された。この駅は改札などが駅の2階にあり障害者やお年寄りには利用しづらかったが、エレベーターの設置で格段に利用しやすくなった。
駅の東口の左端にエレベーターの乗り口がある。表示はあるが初めての人はちょっとわかりにくい?
エレベーターの入り口付近は、後ろに壁が迫っていて狭い。特に電動車イスで乗り降りする時は慎重にやらないと、壁に激突するかも知れないので要注意!
エレベーター内は、特に広くも狭くもなく標準型といったところ。車イスが乗り込んだ状態のまま、バックで降りやすいように鏡が付けられている。
手すりや操作盤はエレベーター内の両側に取り付けてあり、使い勝手が良い。操作盤の高さも車イスに合わせてある。
2階側のエレベーター乗り口。 長岡京駅改札口。切符売り場はこの左にある。
車イスが改札を通る時は、駅員がいる側の改札が広くなる(画面中央の白い看板の柵が折り畳まれる)。
この駅にはホームへ降りるエレベーターも設置されている。写真左は大阪方面のホームへ降りるエレベーター、右は京都方面のホームへ。
ここのエレベーターはちょっと珍しい通り抜け型。乗ると向かい側にもドアがあって、ホーム階(または改札階)に着くと進行方向(前方)のドアが開くようになっている。つまり、車イスやベビーカーなどが降りる時、中で方向転換させたり、バックで降りたりしなくてよい。
内部はやや奥行きがあり、小さめの車イスなら前後に2台乗れるかも。手すりと操作盤が両側に付いていて、どちらから乗っても使いやすくなっている。
ホーム側から見たエレベーター。障害者だけでなく、お年寄りや妊婦の方にも好評のようだ。
反対側のホームにも同じ仕様のエレベーターが設置されている。これで行きも帰りも楽に駅を利用できるようになった。
エレベーターが設置されて格段に使いやすくなった長岡京駅。今後、西口の再開発で周辺の整備が進み、ますます発展するだろうが、障害者やお年寄りがより利用しやすい駅になるよう、切に願っている。

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